現在、性加害疑惑が浮上しているダウンタウンの松本人志さんが、週刊文春を提訴しました。
損害賠償金として5億5000万円を請求していますが、その金額に驚きの声が挙がっています。
今回は、なぜ5億5000万円もの慰謝料を請求したのか、その理由について考察します。
松本人志が5億5000万円の慰謝料を請求した理由
芸能活動休止による休業損害が含まれている
松本人志さんが5億5000万円もの高額の慰謝料を請求したのは、単に記事による精神的苦痛だけではないと考えられます。
なぜなら、名誉棄損による慰謝料の相場は200~300万円程度。
名誉棄損に加え、芸能活動休止による休業損害や逸失利益が慰謝料に含まれているため、これほどまでに金額が跳ね上がったのでしょう。
テレビで見ない日はないほど有名な方なので、数カ月仕事を休むとなると給料は大幅に減ります。
記事が事実ではない場合、本来いつも通り仕事しているはずの期間を裁判のために休まなければならないため、その分の損失を請求するのは当然です。
営利目的による暴露の可能性がある
誰もが知る大物芸能人のビッグニュースということで、週刊文春は45万部以上を売り上げ、利益は5億円以上と言われています。
松本さん側は記事の内容を否定しており営利目的の可能性があるとして、利益分も慰謝料に含まれているのかもしれません。
記事の内容が嘘であれば、松本さんの名前を利用して文春の売上を伸ばしたことになります。
まだ真実は明らかになっていないため、裁判の結果を待つのみです。
今後慰謝料の金額は変わる可能性が高い
現在ニュースになっている5億5000万円という金額は、あくまで松本さん個人が提示した金額です。
今後、所属事務所やテレビ局が賠償請求を行う可能性もあります。