にじさんじVtuberを盗撮したMIX師はYAB(やぶ)!媚薬を飲ませた疑いも

にじさんじVtuberを盗撮したMIX師はYAB(やぶ)!媚薬を飲ませた疑いも

にじさんじVtuberを盗撮したMIX師はYAB(やぶ)!媚薬を飲ませた疑いも 話題

2024年8月30日、にじさんじに所属するVtuberが、ある音楽プロデューサーによって盗撮され、その映像が第三者に流布されていたという衝撃的な事実が明らかになりました。

この音楽プロデューサーとは、「YAB(やぶ)」として知られる籔中利樹氏で、AKB48や乃木坂46といったトップアイドルグループにも楽曲を提供していることで有名です。

この記事では、今回の騒動の詳細と、YAB氏はどんな人なのかまとめていきます。

YABが行った問題行為

YAB氏のSNS

Vtuberを盗撮し不正利用

YAB氏は、にじさんじのライバーたちの収録中の様子を無断で盗撮し、その写真や映像を仲間内で共有していたとされています。

YABの盗撮と誹謗中傷

YABの盗撮と誹謗中傷

盗撮被害に遭ったライバーの名前は公表されていません。

盗撮されたライバーたちはその事実を知らされることなく、YABのスタジオで収録を続けていました。

また、盗撮した写真をLINEで共有する際に誹謗中傷ともとれる発言もしています。

異物混入の疑惑

さらに、もう1つの恐ろしい疑惑が浮上しています。

それは、ライバーたちが収録中に意図的に異物を摂取させられていたのではないかというものです。

この異物とは、いわゆる「媚薬」と呼ばれるもので、摂取すると身体的、精神的に影響を及ぼす可能性があります。

この媚薬の使用については、YAB氏の仲間内で共有されていた音声データやメッセージが証拠として挙げられています。

これらの証拠によると、YAB氏はライバーたちにこの媚薬を摂取させ、その反応を楽しんでいた可能性があるのです。

現在は削除されていますが、2020年7月4日に、にじさんじ所属の家長むぎさんのXにてYAB氏のスタジオで嘔吐したとの投稿がありました。

この出来事があった場所がYAB氏のスタジオということもあり、

  • YAB氏が媚薬を摂取させたが、体に合わなかったから嘔吐した
  • 嘔吐して媚薬の成分が抜けたから治った

といった推測もされています。

YAB氏はその投稿についてコメントしているため、家長むぎさんがYAB氏のスタジオで嘔吐したのは事実のようです。

家長むぎの投稿

YAB氏の投稿に対して、関係者と思われる人が

またマカ混ぜたんかと思た

とコメントしており、この「マカ」が何なのか気になるところです。

一部では媚薬の名前ではないかと言われていますが、真偽は明らかになっていません。

もし家長むぎさんの騒動がYAB氏によるものだとすると、かなり前から常習的に行っていたということになるため、とても悪質ですね。

にじさんじが声明を発表

今回の騒動を通じて、にじさんじは以下の声明を発表しています。

外部クリエイターによる当社所属ライバーの権利侵害行為等に関するご報告

日頃よりバーチャルライバーグループ「にじさんじ」・「NIJISANJI EN」を応援いただき、誠にありがとうございます。

2024年9月1日、外部インフルエンサーのYouTube配信(以下「本配信」)において、当社所属ライバーとされる人物の容姿が外部音楽家(以下「対象者」)に密かに撮影され、その写真が誹謗中傷文言を含む形で第三者に無断送信されている旨の告発がなされました。

また、対象者によって当社所属ライバーの身体に対する不法な有形力の行使がなされた疑いも生じております。

当社においても、本配信の告知が出された8月30日より事実関係の調査を直ちに開始し、本配信において言及された写真が撮影された時期、撮影地、被害者等の一部の情報が判明しております。

対象者は、フリーランスの音楽家として数多くのアーティストへの楽曲提供、レコーディング、ミキシング、マスタリング(以下「楽曲提供等」)に携わっており、当社としても楽曲提供等をお願いしておりました。

そのような中で、対象者によって、本件のような、当社所属ライバーを傷つけ、また、当社とクリエイターとの間の信頼関係の基盤をも揺るがしかねない筆舌に尽くしがたい蛮行がなされた疑いが生じておりますことは、極めて遺憾です。

引き続き事実関係の調査は当社でも行ってまいりますが、本件では、当社所属ライバーを被害者とする暴行罪及び迷惑行為防止条例違反に当たり得る行為があったことが疑われており、刑事事件化も視野に入れた毅然とした対応を実施していく所存です。

また、対象者に対しては、現在当社と対象者との間で締結している契約の解除のみならず、秘密保持義務違反、プライバシー権侵害、名誉・信用の毀損、その他の権利の侵害を理由とする法的対応を実施してまいります。

当社として、本件に関して不安を抱いている当社所属ライバーに対して十分なケアを実施するとともに、一刻も早い本件の解決を目指してまいります。

そして、二次被害を防止する観点から、本件に関する写真や情報の拡散、SNSや配信中のコメント機能を通じた当社所属ライバーへの本件を揶揄するコメントの投稿等も厳にお控えくださいますようお願い申し上げます。

加えて、本件に関しては、インターネット上で当社所属ライバーや当社所属ライバーのマネージャーをはじめとする当社役職員による犯行を疑う声も散見されておりましたが、当社所属ライバー及び当社役職員が本件の加害行為に関与したという主張を基礎付ける根拠は、当社として一切把握いたしておりません。

本件をあたかも当社所属ライバーまたは当社役職員による犯行であるかのように決めつけ、その虚偽情報を流布する行為もお止めください。

これらの悪質な行為に対しては、証拠保全のうえ、法的対応の実施を検討しております。

なお、対象者が関与した「歌ってみた」等のコンテンツや、対象者から楽曲提供等を受けたことが推察される当社所属ライバーのSNSでの投稿については、本件の被害者を詮索する端緒となり得るものであるため、コンテンツについては一時的に非公開とし、SNSの投稿は削除しております。

非公開化したコンテンツならびに削除済みの投稿の一覧をSNS等のインターネット上で公開することは、本件被害者に対する二次被害を助長することにつながるため、直ちに削除いただきますようお願い申し上げます。

当社は、本件のようなことは二度と起きてはならないことであると同時に、断固として許すべきではないものと認識しております。当社所属ライバーの心身を守り、当社所属ライバーたちが安心して活動を続けていくためにも、発注先クリエイターの選定及び発注継続基準の見直しを含め、当社所属ライバーの活動環境の整備により一層尽力してまいります。

本件に関わるお問い合わせ、ならびに解決に向けた情報提供は、すべてANYCOLOR株式会社お問い合わせ窓口( https://www.anycolor.co.jp/contact )までご連絡いただき、当社所属ライバーへのご連絡(SNS上のご連絡や、配信中のコメント等の一切を含みます。)はお控えくださいますよう、お願い申し上げます。

引用:ANYCOLOR株式会社

上記を要約すると、

  • フリーランス音楽家が盗撮と誹謗中傷を行った
  • 数々の楽曲に携わっていた人物が関与している
  • 現在フリーランス音楽家が携わった楽曲コンテンツや関連するSNSの投稿は全て非公開・削除している
  • 秘密保持義務違反、プライバシー権侵害、名誉・信用の毀損、その他の権利の侵害を理由とする法的対応を実施する

すでににじさんじ内では400件近くの楽曲が非公開となっており、これが今後どれだけの範囲に広がるかは予測がつきません。

もし、YAB氏が関わったすべての楽曲が非公開となれば、その影響は甚大であり、業界全体が揺らぐことになるでしょう。

YAB氏による業界への影響

YAB氏

今回の事件は、にじさんじだけでなく、音楽業界全体に大きな影響を与えることは間違いありません。

とくに、ライバーたちのプライバシーが侵害されたことは重大であり、今後の業界のあり方が問われる事態となっています。

また、YAB氏の行動が法的にどう扱われるかも注目されており、場合によっては訴訟問題に発展する可能性もあります。

さらに、YAB氏の行動が業界内で黙認されていたとすれば、それは業界全体の倫理観が問われる問題となります。

今後、他のプロデューサーやクリエイターが同様の行為を行っていないか、徹底的に調査を行う必要があるでしょう。