毎年大晦日に放送される『紅白歌合戦』に、韓国の6人組ガールズグループIVE(アイヴ)の出場が内定しました。
ファンからは喜びの声とともに「なぜ?」という疑問も多くあがっています。
そこで今回は、
- IVEが紅白に出場するのはなぜなのか
- そもそも紅白の選考基準って?
- IVEの紅白出場内定に批判的な意見が多い理由
についてまとめていきます。
IVEが紅白に出場するのはなぜ?
【6人組グループ「IVE」紅白初内定】https://t.co/xKtjth3bFp
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 7, 2022
韓国の6人組ガールズグループ(韓国人5人、日本人1人)
2021年12月1日に韓国でデビュー
2022年10月19日に日本でデビュー
現在は韓国を拠点に活動しており、韓国での知名度は抜群です。
しかし日本デビューを果たしたのが先月ということで、日本では知る人ぞ知るアイドルといった感じで知名度が高いとは言えません。
そんなグループが日本を代表する『紅白歌合戦』に出場するのは異例です。
ではなぜIVEの紅白出場が内定したのか、考えられる理由を2つ見ていきましょう。
番組の視聴率を上げたい
IVEが紅白出場する理由は、番組の視聴率を上げるためだと考えます。
紅白歌合戦といえば、大御所の歌手が集まる年に1回の番組。
しかし、時代とともに若者の知らない歌手が増えたことで視聴率が落ちていきました。
紅白歌合戦は70年以上も続く歴史的な番組です。
なんとしてでも続けたいという制作側の想いから、若年層に人気のアーティストを選考して視聴率を稼ごうとしているのだと思います。
今後日本での活動を本格化していく
IVEは韓国で人気のアイドルグループ。
韓国でも年末に多くの歌謡際が開催されており、当然IVEにも出演オファーがあったでしょう。
しかし、それを断りあえて知名度の低い日本の番組に出演することにしたのです。
これは、IVEが今後日本で本格的に活動していくというメッセージと受け取ることもできます。
紅白歌合戦は老若男女多くの人が注目する番組。
つまり、日本での知名度を上げるのにうってつけなのです。
もしかすると、来年以降日本でIVEを見かけることが多くなるかもしれませんね。
IVEの紅白出場は選考基準がおかしい?
紅白歌合戦に出場するアーティストは、どんな基準で選ばれているのか気になりますよね。
公式が発表している紅白の出場歌手の選考ポイントは、
- 今年の活躍
- 世論の支持
- 番組の企画・演出
の3つです。
たしかに、その年にブレイクしたアーティストが紅白に出場していますよね。
しかしIVEの場合は日本デビューしたのが先月ということで、日本での活躍は今のところあまりありません。
それに伴い日本での知名度も低いことから、選考基準にあてはまっていません。
このことから、IVEの紅白出場は選考基準がおかしいと騒がれているのです。
IVEが選ばれた理由は現在公式から発表されていませんが、本来の選考基準以外に何らかの判断材料があったのは間違いありません。
IVEの紅白出場内定に批判的な意見が多い理由
IVEのファンからすると、日本を代表する番組に好きなアーティストが出演するのは喜ばしいことです。
しかし、ファンの間でもIVEの紅白出場に対して嬉しく思っていない人もいるようです。
その理由は、
好きなアーティストが叩かれるのを見たくないから。
紅白に出場するということは、多くの人に注目されるということ。
紅白を見てIVEを好きになる人もいれば、当然批判的な意見も出てくるでしょう。
いくら知名度が上がるとはいえ、自分の好きなアーティストが叩かれるのは見たくないですよね。
そしてもう1つ、
日本のアーティスト枠が1つ減るのは悲しいから。
日本のアーティストにとって、紅白出場は目標であり夢です。
しかし紅白は出場できる組が限られているため、IVEが出場することで1組が出場できなくなります。
IVEが日本で有名で大きな活躍をしているなら別ですが、現在は韓国を拠点に活動しています。
それなら日本で頑張っているアーティストを出場させてあげてほしいと思う人が多いようです。
まとめ
日本であまり知られていないIVEが紅白に出場する理由は、
- 番組の視聴率を上げたい
- IVEが今後日本での活動を本格化していく
の2点が考えられます。
IVEが選ばれた理由は現在公式から発表されていませんが、従来の選考基準から考えると異例といえるでしょう。
とはいえ、日本を代表する番組に出演できるのはすごいことです。
今後の活躍に期待したいですね!